【2012/10/30】
「カーボン電極 CNT-V」は、モノづくり日本会議と
日刊工業新聞社共催の「2012年“超”モノづくり部品大賞」に於いて、「環境関連部品賞」を受賞しました。
立山科学工業株式会社は、次世代の太陽光発電である「色素増感太陽電池」などに使われる新型カーボン電極を開発しました。
このカーボン電極は、セルロース系バインダーとカーボンナノチューブのコンビネーション最適化により、高い導電性と多孔性を併せもち、なおかつ、電解液などの浸透性、保液性も確保しました。
これにより、一般的に使われる白金電極とほぼ同じ性能、電気伝導率を維持したまま、価格は100分の1以下に抑えることが可能となりました。
今後、発展が見込まれる導電性ペーストや二次電池市場を中心に太陽電池、リチウムイオン電池、そして節電など、幅広い用途にご提案をさせていただく予定です。
【カーボン電極の電気特性】 | |
樹脂基板上のカーボン膜 |
【色素増感太陽電池、白金電極と同等の性能を確保】 | |
色素増感太陽電池セル |
新型カーボン電極開発に関するご質問などがございましたら、 お気軽にお問い合わせ下さい。
【お問い合わせ先】