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超低温(-80℃)ワクチン保管用温度センサ

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-80℃まで測定可能な超低温センサ
ワクチン・検体の保管・輸送用に最適
お客様仕様にスピーディーに
カスタマイズ可

特長

-80℃まで測定可能

本センサは-80℃~+50℃まで対応した温度センサです。

ワクチン・検体の保管・超低温輸送(ドライアイス環境下)の温度管理などに適していますので、保冷庫や温度ロガーと組み合わせて超低温の確認ができます。
従来の低温範囲もカバーしていますので、既存センサとの置き換えにも対応できます。また、超低温保管の需要が高まっているディープフリーザーにも適しています。

IEC 60751-2008 / JIS C 1604-2013 規格相当に対応し海外にも対応

本センサは国際規格の「IEC 60751-2008」相当に対応していますので、海外でもご使用いただけます。JIS規格の「JIS C 1604-2013」相当にも対応しております。

ワクチンなどの超低温管理では厳格な超低温輸送・保管が必要となりますが、本センサは規格に沿った製品ですので、国内外問わず安心してご使用いただけます。熱的負荷、電気的負荷、機械強度に優れた温度管理システムの構築を実現します。

Class B (±0.3℃ at 0℃)相当

本センサはClassB(±0.3℃ at 0℃)相当に対応しています。ワクチンや検体の管理には正確な温度管理が求められ、ClassBは一般的に必要十分とされる温度許容範囲で安定した温度測定が可能です。

十分な精度で
確実に温度を測定

用途

ワクチン輸送・検体輸送などの保冷ボックス

今注目されている超低温保管が必要なワクチンや検体などを輸送する際に使用する保冷ボックスにもしっかりとした温度管理が求められます。保冷ボックスに本センサと温度ロガーとを組み合わせて使用することで常に超低温を確認しながらの輸送をサポートします。

ディープフリーザー

研究室や実験室で使用するフリーザーとして、超低温保管の需要が高まっています。フリーザー庫内の温度測定器に本センサを組み込むことでワクチンや検体の組織変化や成長を防ぎ、作業前の超低温維持をサポートします。ディープフリーザーあるいは超低温フリーザーとも呼ばれています。

仕様

温度センサに必要な以下の条件に最も適した白金素子を使用し、「耐熱性」および「耐寒性」にも優れた構造です。

  • 温度と抵抗の関係が連続的かつ一義的である
  • 抵抗値が安定し、温度以外の要因で変化しない
  • 抵抗温度係数が大きい
  • 基準抵抗に対して互換性を確保できる

3導線式の測温抵抗体(センサ)を採用し、抵抗素子の一端に2本、他端に1本、の導線を接続することで導線延長時の抵抗の影響がほとんど受けない形となっております。2線式と比較して測定誤差を抑えることが可能です。

抵抗値 R0=100Ω PT100 (ex.)
温度係数 3851ppm/K (エレメント)
温度範囲 -80℃ ~ +50℃
導線形式 3線式
SUS304 Φ5.0
白金素子
PT Element
50 ±5
(Φ2.6)
(樹脂仕上り外径)
outer diameter
テフロン被覆銅導線
0.2sq × 3(R/W/W)
Teflon coated copper wire
1000 ±50

カスタマイズ

弊社は、多岐にわたる産業分野向けの高精度高信頼のサーミスタセンサの製造を行っております。そこで培った開発・製造・評価の経験を活かし、標準構造だけでなく、お客様が求めるスペックや用途、環境に合わせた特殊仕様へカスタマイズにも対応し、スピーディーで高品質で安価な製品のご提供ができます。自社で設計製作した生産設備を使った小回りの利く体制で、他社では対応できないような小規模な数量にも対応いたします。カタログにない仕様については、是非お問い合わせください。

また、素子単体でのご提供だけでなく、ケースやコネクタなどの部品をアッセンブリーした状態でのご提供も可能です。「自社で設計ができない」「使いたい機器があるのにそのままでは使えない」「製造の一式を受けてくれるところがない」など、センサへのお悩みをお持ちのお客様にも最適なご提案をさせていただきます。

自社設計設備

標準構造からのカスタマイズ

海外対応

弊社は、日本に加えて、製造拠点をマレーシアとミャンマー、営業拠点をマレーシア、タイおよび香港に構え、東アジアから東南アジアへのグローバル展開を図っており、海外拠点でも日本と同様にアッセンブリーも行っています。お客様のグローバル展開を見据えたOut-Out取引にも対応し、物流費削減と納期短縮にも貢献できます。日本だけでなく世界の情勢をいち早く察知することで必要な製品を開発し提供させていただきます。

生産を海外で行ってもIoTを使った品質管理で日本と同様の品質管理下にあり、高品質・高精度のセンサをご提供いたしますので、安心してご使用いただけます。

センサ応用商品の開発

弊社は、立山科学グループの特長である技術開発型の企業集団として、センサ、そして回路設計を含めたセンサ組込機器開発や計測値の収集や計算などを行うソフトウェア・システム開発までトータルでお客様へご提案させていただき、導入までしっかりとサポートさせていただきます。

「汎用品では物足りない」「他にはない機能も欲しい」といったご要求も、是非ご相談ください。

回路設計

組込機器開発

ソフトウェア・システム開発

よくあるご質問

価格や納期を教えてください。
様々なセンサを開発から製造まで一貫して行っている為、弊社ならではの価格と納期で対応させていただきます。お客様にご満足いただける回答をさせていただきますので、是非お問い合わせください。
購入の際の最低数量を教えてください。
自社設計設備による生産を行っていますので、小回りの利いた小規模なものから対応が可能になっております。お客様のご期待に沿えるよう対応させていただきますので、是非お問い合わせください。
一度評価をしてみたいのですが。
お客様の用途にマッチングするかをご確認いただけるサンプル品をご用意可能です。まずは用途をヒアリングさせていただき、内容を確認後に貸出しさせていただきます。また、貸出期間に別途ご相談をさせていただきます。
使用できない環境はありますか?
一般的な超低温環境を想定しておりますので、特殊なガス下など弊社が想定していない環境では正しい結果が得られない可能性がございます。使用環境についてはご相談ください。
どのような機器に接続できますか?
国際規格に対応した特性ですので、汎用的に温度ロガー(記録計)やPLCに接続して温度計測が可能です。本センサは某メーカーの温度ロガーへ採用いただいており、本センサ以外の製品でも多数のメーカーや機器で弊社が採用されています。実績のある機器もご紹介出来ますので、是非お問い合わせください。
株式会社立山科学センサーテクノロジー
〒939-8058 富山県富山市大泉1583番地
TEL:076-420-5144
FAX:076-420-5362
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