概略 |
- 富山大学と共同開発した超音波散乱波統計解析手法による生体組織内の温度変化を可視化する温度測定システム
- 身体に負担の大きい侵襲温度センサを用いずに非侵襲的に生体組織内の温度変化を検知可能
- 超音波プローブを当たるだけで、生体組織内の温度変化を侵襲温度センサを用いた点での温度測定ではなく2次元画像の輝度の変化として検知
※侵襲(しんしゅう):病気やけが、または医療処置などによって生体を傷つけること(参照:明鏡国語辞典)
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特長 |
- 非侵襲的な対応のため、測定対象物や患者への影響が極めて少ない
- 生体組織内の加熱を伴う施術や、治療中の生体組織内の温度変化および特性変化の把握に適する
- 凝固などの生体組織特性変化を2次元画像の輝度の変化として検知することも可能
- 一般的に CT や MRI 検査でしか診断できない生体組織内の凝固壊死領域を超音波を用いて準リアルタイムで検知
- 超音波プローブは、リニア型・コンベックス型・セクタ型などの各種プローブに対応
- 超音波測定系と超音波散乱波解析システムを統合した、ポータブルエコー式の運用システムを開発中
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用途 |
- がん温熱治療中の腫瘍組織内温度変化の可視化
- ラジオ波焼灼療法における腫瘍組織凝固壊死領域の検知
- 健康増進やヘルスケアに関わるトレーニング効果の計測
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測定方法 |
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